青みかんプロジェクト

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三ヶ日で盛んな温州みかんの生産には、高品質果実の栽培のため摘果(てきか)という作業が欠かせません。摘果とは、果実が小さく青い時期に、傷のあるもの、大き過ぎるものや小さなものを間引き、木から十分な養分が行き渡るよう適正な果実数に整えていくとても大切な作業です。BLUE LAKE Projectではその間引きされた みかん=青みかん(グリーンマンダリン)の積極的な2次利用への模索が始まっています。
 


 

ふるさとのみかんと共に

摘果青みかんの「もったいない」を少しでも有効活用に導くべく、摘果された青みかんを「MIKKABI GREEN MANDARIN(MGM)」と名付け、更なる価値を見出す取り組みとして「青みかんプロジェクト」が誕生しました。地方、農業、環境、SDGs、ダイバーシティ、教育…全てに貢献したいという気持ちが詰まったプロジェクトです。
 
「町づくりは人づくり」です。傷がついて、成長がまわりより遅く、必要ない、魅力がないものであっても、見方を変えたら魅力的!そう思えるプロジェクトが成功する町(チーム)は、人づくりも成功している町であり、一番の町づくりだと考えました。
 
BLUE LAKE Projectでは、青みかんプロジェクトの商品として、様々な商品開発に挑んでいます。

青みかんについて

about green mandarin

ヘスペリジンの効果が期待される

みかん生産の栽培管理の過程で、小さく青い果実の時期に間引きする摘果作業があり、ここで落とされた果実は廃棄されます。BLUE LAKE Projectでは、この果実を今回「グリーンマンダリン」と名付け資源として商品に活用しようとしています。
 
グリーンマンダリンの調達は、三ヶ日町の農家さんに協力を頂き、摘果作業によって生じた生食用と変わらない品質管理の青みかんを提供して頂いています。
 
また、BLUE LAKE Projectでは畑を借り受けてグリーンマンダリンの生産にも取り組んでいます。グリーンマンダリンの生産は、生食用と比べて栽培期間が短くて済み、農薬や肥料は最小限の量か、無しでも可能です。加工して製品にするので、果肉だけでなく皮も活用できることも魅力のひとつです。

このグリーンマンダリンの生産が広がれば、農薬肥料の使用を抑えた農業の実践、休遊農地の有効活用や景観の保全に繋がると考えて、未来への取り組みを始めています。
 
青みかんはナリルチン、ヘスペリジンという2種のポリフェノールを多く含みます。特に「ヘスペリジンの効果」を是非知っていただきたいです。
 
◉ヘスペリジンとは
毛細血管を強化し血中コレステロールを改善することで、血液がさらさらになり頭皮の血行がよくなり、血流が良くなることで髪に栄養を送っている毛乳頭に十分な栄養を届けることができます。また、抗アレルギー作用があり、頭皮の炎症を防ぎフケ・痒みを予防する効果があります。頭皮を清潔に保ち、 育毛環境を整えるのに役立つ成分です。抗酸化作用や、ビタミンCの吸収を促進する効果もあり、頭皮の調子を整え、毛母細胞を守るのにも効果があると期待されています。

 

 青みかんビール

Mikkabi craft

青みかんを使った最初の商品は、地元静岡県の醸造所とコラボした三ヶ日初のクラフトビール。1年ごとに内容を変えて、その年にしか出会えないクラフトビールとして人気を集めています。

 
 

青みかんシャンプー

shampoo

子供達もペットにも。家族みんなで使えるシャンプーです。クラウドファンディングを利用して246名の全国の支援者の皆様のサポートを経て誕生しました。

 
 

青みかんスカッシュ

squash

地元農業団体の協力をいただき間引き青みかんを提供いただきました。地元企業である長坂養蜂場の里山蜂蜜を贅沢に使った、ご当地サイダーが誕生しました。販売累計5万本を超えるヒット商品です。